日本最古の記録から、巨大地震の歴史を知り、今生きる自分たちにできることは?のタイトルで、できるだけ解りやすい内容でお話しさせていただきました。
NHK大河ドラマの人気番組「鎌倉幕府の13人」は、実は、感染症、災害、飢餓、二度にわたる元寇の脅威に苦しんだ武家政権の時代であった。 戦国時代末期、天下統一を前に起きた巨大地震の「天正地震」で、坂本城にいた秀吉は、《この大地震は、琵琶湖の大ナマズの仕業だー》と言い、その後の伏見城築城の際、大鯰に気をつけろ、と普請奉行に対応を指示している記録が残っている。ナマズが暴れると地震が起こる前兆?ともいわれるのはこの秀吉の言った言葉が原因とも言われている。等と歴史を交えながらの講演をしました。
ナマズの話はさておいて、昨年(2021年)と今年(2022年)で国内で起こる震度5強以上の地震が発生した場所を打ち込むと確かに昭和の時と比べても地震が増えており、日本が地震活動期に入ったものと思われます。巨大地震発生の前ぶりかと心配です。(坂口)