タイトルは、過去の地震災害に学び、今、自分にできることは? です。
飛鳥時代、天武天皇の時代に発生した巨大地震『白鳳地震』は、マグニチュード8・4以上と言われ、南海、東南海、南海3カ所が連動して日本全土に被害を及ぼした、と日本書紀に記録されています。
平安時代、東北三陸沖で発生した巨大地震の『貞観地震』は、津波で1,000名を超える溺死者が、さらに、富士山の大噴火もあり全国で疫病が蔓延したため、この年から京都で「祇園祭」が行われています。
江戸中期に富士山が爆発した「宝永大地震」幕末の8連発の巨大地震、明治時代の「濃尾地震」大正時代「関東大震災」昭和時代「北丹後地震」平成の「阪神淡路大震災」後、わずか16年で「東日本大震災」、そして、5年後の「熊本地震」を経て、2年後、よもやの「北海道大地震」と続く。あくまでも、その時代に起こった、ほんの一部の代表的な巨大地震を示しただけです。
昨年の2021年から、今年2022年に入り、震度5強以上の地震が日本全域で多発しており、3月16日にはマグニチュード7・4で東北新幹線が脱線したことは、皆さん、ご記憶に新しいことと思います。
南海トラフ、日本海溝、千島海溝、首都直下型大地震、トカラ列島沖など、日本列島のどこかで、いつ巨大地震が起こっても不思議ではありません。
奈良は、昔から都があったところやから大地震は起こらない!と、・・・何の根拠もないのにそう思い込んでいる県民が結構多くおられます。
備蓄は7日以上です! 自分の命、愛するご家族の命を守って下さい!
と、この様な内容のお話を忍阪区の皆様にいたしました。(坂口)