まず、私から「ヘチマ」の名前の由来を紙に書いて説明しました。
ヘチマ」(糸瓜)は、中の繊維が糸のようにも見えるので「糸瓜」イトウリと呼んでいた。
永い間に「イトウリ」のイが取れて「ト瓜」と言われるようになった。
昔、子どもが文字を始めて習う時の「いろは歌」イロハニホヘトチリヌル・・・で、「ト」は、「ヘ」と「チ」の間(あいだ)にあることからヘチ間(マ)になったと。
これ、ホント!
今年の異常気象の影響もあってか「ヘチマ」が例年より大きく成長し大量のヘチマがが実をつけ、5年生児童各々が自ら抱えるように収穫し、「ヘチマたわしつくり体験」に挑戦しました!
う~ん、でかいヘチマですね~ (^o^)
1. まず、へちまを適当な大きさに包丁で切ります。
「黒い種のへちま」のみ「大鍋」に入れ、約15分程度煮る。(白い種のへちまは、まだ、中の繊維がしっかり成長していない)
2. ヘチマを「ザル」に取り、まだ熱いため、やけどをしないように水道水を流しながら割りばしで丁寧に種を取る。
3. 両手で、水を流しながら手でもんで『ヘチマたわし』が完成。
注)昔の人は、小さいヘチマは食材にしたそうなので、担任の先生と児童が試食をしたところ、きゅうりの味に近い?、ナスビの味にも似ている?、また、昔のお母さんはヘチマの化粧水として日頃使っていたようです。
注)茶色くなった硬いヘチマを切ると、黒い種がたくさんとれるので、煮ないで、その種は、来年の新5年生のための教材種として保存しておきます。
とっても良い『ヘチマタワシ』つくりを体験して、大・中・小のサイズ一人4個各自持ち帰りました。
里山クラブ有志の皆さま、準備から片付けまで大変お疲れ様でした。(坂口)