竜田川沿いは平安時代から歌に詠まれたモミジの名所です。
ちなみに、藤原定家が編纂した小倉百人一首に選ばれた名歌を二首紹介します。
まず最初は(17番歌)
「ちはやふる神代も聞かず竜田川 からくれないに水くくるとは」 在原業平
です。これは屏風歌と言って、屏風に書かれた絵の脇に添えられた和歌のことです。 古今集の詞書には二条后の春宮の御息所と申しける時に、御屏風に竜田川に紅葉流れたる形を書けりけるを題にて読める」とあります。中々色彩感覚の優れた歌でさすが業平ですね
在原業平は中々のやさ男ですが、小野小町に恋歌を送って即撃沈したのは又の機会に・・
現代語に訳すと上の句「様々な不思議な事象の起こったという太古の神々の御代にさえ聞いたことがない。」
下の句「竜田川の水が唐紅に(真っ赤に)染まる情景とは」
の意訳になります。
もう一首は(69番歌)
「嵐ふく三室の山のもみじ葉は竜田の川の錦なりけり」 能因法師
です。
能因法師は橘忠望の子で、26歳で出家し全国を行脚する漂泊の歌人です。
閑話休題
幸いにも好天に恵まれ絶好のハイキング日和となりました。参加人員24名(男11名、女13名)でした。



残念なことに、少し時季が早かったようでもみじの色づきは今一つというところでした。


竜田川沿いは県立公園となっており、整備が行き届いて気持ちの良いコースでした。

コースは、近鉄竜田川駅を出発して~龍田大橋~龍田公園(昼食)町田橋~第一緑地
~昭和橋~若草橋~新王寺駅(近鉄)までの川沿いを歩く歩行約6キロの行程でした。

本当に良いコースで、モミジの全開時にもう一度行ってみたい思いがし、お勧めのコースです。 (渡真利)