7月30日(土) 朝倉台里山クラブが新・アドベンチャーハイクを開催しました。

2016年から毎年、桜井市市民協働推進補助事業として朝倉台里山クラブが市内小学生を対象とした[ぼくら、わたしら「ふるさとアドベンチャーハイク」]を開催し総合評価Aを頂いておりましたが、一昨年来の新型コロナ蔓延で今年も事業連続中止となってしまいました。

 せっかくの夏休みの子供達の楽しみを奪うのも心苦しく思い、本年は里山クラブを中心に各ボランティア団体の有志29名で朝倉小学校児童のみ対象に、外山の森「彩雲広場」に於いて,[2022 新・アドベンチャーハイク]を実施することとしました。

今回は、コロナ禍もあり参加児童は25名でしたが、朝倉台のボランティア団体や桜井市社会福祉協議会からの協力を得て、せせらぎが肌に感じる涼しい森林の中でさまざまな野外プログラムが展開されました。

危険箇所にはボランティアスタッフが介助に当たります。

森の中に常設された「ハンモック」「シーソー」「大ブランコ」などの会場に設置された遊具を先ずは楽しみました。特にシーソーは学校や公園でも設置されておらず物珍しさもあってか人気でした~。

竹馬ならぬヒノキ馬ですがうまく乗りこなせたかな~

また、忍者は誰だ「手裏剣ゲーム」「笹船流し」等の遊び体験をグループ別に行い楽しみました。

森林の間を滑る「ジップライン」、高学年生による「立ち木の間伐」の貴重な挑戦体験をしました。

お昼はスタッフが集会所で調理したカレーライスを持込み、みんなで頂きました。

まだ、コロナの感染がありますので、間隔を取っての黙食が少し残念でしたね。

食後の休憩時間も子供達は活発です。沢で沢ガニの赤ちゃんを捕まえたり、棒渡りで楽しんだりしていました。 

また、観光ボランティアもされている岡山さんから紙芝居で、桜井ゆかりの「わらしべ長者」や日本書紀にも書かれている野見宿禰「野見宿禰(のみのすくね)」と「当麻蹴速(たいまのけはや)」の力くらべ(相撲の発祥)の話を聞き、相手を思いやる優しさも学びました。

野外検定プログラムの「10mの距離を測ろう」「1㎏の重さを量ろう」、そして、「ロープの結び」では、カラーロープ2本を使って、一瞬にほどける本結び体験にも挑戦.最終プログラムでは、全学年A・Bの2チームに分かれ「輪投げ」対抗戦ですごく盛り上がり大いに楽しみました。

「10mの距離を測ろう」自分の歩幅覚えるのも重要ですね~

「1㎏の重さを量ろう」手にした間隔で正確な1㎏、わかるかな??

「ロープ結び体験」本結び覚えたかな~

野外活動とはいえ十分なコロナ対策行いながらの活動でしたが、みんなで助け合う、協力しあう、ぜったいにふざけないこと、そして、学年毎のリーダーの言うことを聞くことをよく守ってくれました。

最後は抽選会があり、坂口リーダーの終わりの挨拶で無事に体験会を終えました

「見る」「聴く」「嗅ぐ」「味あう」「触る」森の5感の効果と森のパワーを全身にいただき、参加された児童は、生涯残る思い出がつくられたことでしょう。

積極的なご協力いただいた「わかもの会」朝倉台の各ボランティア団体の皆さまには本当にお世話になりました。ご協力いただきありがとうございました。感謝(坂口)

 

2022年08月05日