5月27日(金)ふれあいサロン「防災講演会」を開催しました。

ボランティア朝倉台ふれあいグループによります「ふれあいサロン」も前年度からコロナ蔓延のため3回流れて、本日4回目でようやく開催することができました。

当日は45名もの多くの方々に参加していただき、皆さんの防災に対する意識の高さをつくづく感じました。それでも検温と手の消毒・マスクは必修です。

また、来賓として菅原自治会長に出席していただき、地震被害の恐ろしさ、極限状態での体験などをお話ししていただきました。

講師は皆さんご存知の朝倉台自主防災会副会長で奈良県安全・安心まちづくりアドバイザーの坂口様です。

講演は「過去の地震災害に学び、今、自分にできることは?」をテーマに、自分の命家族の命を守るためには何をすべきか、を具体的緊迫的にお話ししていただきました。
命に直結する話なので皆さん真剣そのものです。
奈良県を襲った過去の巨大地震の歴史から、南海トラフ巨大地震は近い将来には必ず起こります。その時のために今日今から出来ることはすぐやる、人ごとではない、自分に家族に直接降りかかってくることである。という意識が特に大切で、のんきに構えている場合ではありません。
朝倉台は地盤が固いし、まさか自分は大丈夫だろうと思いたいですが、そんなことは絶対にありません。季節のいい時にという贅沢も聞いてくれません。
ある日ある時、突然牙をむいて襲い掛かります。全て飲みこんでしまいます。
その時のためにも今できることはすぐにする。また、食料・飲料水の備蓄、買い置きが命を守る。を肝に銘じて、究極は「自分の命は自分で守る」「家族の命は家族で守る」「地域の命は地域で守る」に尽きます。
「最後に頼れるのは人の力」なので日頃から隣近所と仲よくして、助け合いが特に大切です。と力説してお話していただきました。

参加者の皆さんは久しぶりの充実した中身のあるお話を聞いて、これを機会に自分を家族を守るための出発点としていただきたいと切に思います。
                  ふれあいグループリーダー(小西)

2022年06月07日